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灯台下暗し

年始恒例になりつつある、年内に売れなかったら自分が着ますシリーズ。展示会では基本的に私が好きなものしか選んでいません(当然ですが)。どうしても自分が着たいなと思うものは2点オーダーしていたのですが、数シーズンを経て意外と残るケースがある、ということに気付きました。なので、特に高額商品の場合はオーダーを1点に絞り、しばらく様子を見ることに。で、残ったら「じゃあ私着ますね」と持って帰る笑。2023年はお客様にもよく言っていたので覚えている方もおられるかと思いますが、BLESSのクルエラコートを無事ゲットしました。何で売れなかったのか?すごくいいのにな〜と残念な半面、着出すとむちゃくちゃよくて、BLESSやっぱりいいじゃん!自分の店にこんな素晴らしいものがあるってほんとに幸せなこと!と再認識しました。

 

もう一つ、魅力を再確認したものがリチャードジノリのお皿です。先日、確定申告の数字の打ち込みでキーッとなった私は美しいものでも見てクールダウンしたくなり、古いものが並ぶお店へ出掛けました。そこでフランスの古いぽってりとしたお皿に心奪われ、1枚大事に抱えて帰りました。店主との会話で厚みのある器っていいよねとすっかり感化されて、帰ってからもあれこれ見ているうちに、そういえばお店にあるリチャードジノリの食器って無地だし厚みもあってぽてっとしてていいんじゃない?と。早速、24cmのプレートを使ってみたらこれが最高じゃないですか!何で今まで気付かなかったんだろう。毎日、お店で見ていると目が慣れて風景の一部になってしまうんだな。灯台下暗し、とはこのこと。LUCAには素敵が溢れております。