2026.05.18 Mon
『燃えるドレスを紡いで』
何げなく観た映画でしたが、なかなか重たい内容でした。世界中から送られてくる衣類の最終到達点であるアフリカ・ケニアの目を覆いたくなるような現状(なんか既視感ある、と思ったらまさに地獄絵でした)にオートクチュール・デザイナーである中里唯馬氏が出向き、そこから新しいコレクションを発表するまでのドキュメンタリー。アパレル産業が環境に優しくないということは分かっていたけど、ここまでリアルな現場を見てしまうとげっそりしてしまう自分もいて、いろいろ考えてしまいました。映像でこれだけショッキングなのですから現場はもう想像を絶する世界なのでしょう。今、ニュースで耳にするハンタウイルス。クルーズ船に乗っていた患者の方はバードウオッチングに行ってそこで罹患した、と書いてあり何でバードウオッチングで?と思いました。が、映画の中のその地獄の地では結構大きくて珍しい鳥たちが飛び交っている姿が印象的だったので、ああそういうことか、と点と点が繋がったのでした。自分さえよければいいという安直な考えのビジネスが結局は自分たちの生命の危険を脅かす疫病さえも生み出すという皮肉な結果になんか人間って愚かだなぁ、どこに向かっているんだ?もう手遅れなのか?、、、今の私にできることって何だろう。長いスパンで着れる服を選ぶこと。そしてそれを次の世代に受け継いでもらうこと。そのためには選ぶ眼をますます厳しくしないといけないな。
2026.05.14 Thu
KAI week 終了しました
あっという間の2週間でした。前半4日間はかいさんが在店し、店内のディスプレイにも手を加えてくださいました。新鮮な空気が隅々まで行き渡り、いつものアイテムが生き返ったかのようにキラキラと輝き出しました。いやーさすがだな。つい四角四面に畳んで並べてしまう私…かいさんの空気をはらむディスプレイというか、とにかく楽しくなるような見せ方にハッとすることが多く、とても勉強になりました。かいさんはものづくりだけでなく空間も作れる人なのでした。見に来てくださったお客様もいつもと違うLUCAを感じたのではないかと思います。ご遠方からもお近くの方も足を運んでくださり本当にありがとうございました。
今回はDMも作らず販売のためのポスターもなかったのですが、素敵な告知用の画像(かいさんのご主人、村田錬さんデザイン)の評判がよく、それならと急遽オブジェをお求めくださった方にお渡しするための小さなポスターを作ってくださいました。ほんの少しだけ余分がありますので、KAIのお洋服をお求めくださった方でご希望の方がいらっしゃいましたらお渡しできます。店頭でその旨お伝えください。数に限りがありますのでご希望に添えなかったらごめんなさい。
2026.04.18 Sat
KAI week
世間の大きなお休みに重ねてイベントをしたことがなく、果たしてどれだけのお客様に響くのか?開催時期に関して実験的な試みでもあるのですが、このゴールデンウィーク期間中『KAI week』と称し、KAIにスポットを当て、今シーズンのお洋服を多角からご紹介します。KAIをより深く知っていただくことができる貴重な機会となります。そして白い棚にはかいさんアトリエ制作のオブジェが並びます。会期中の前半4/29〜5/2の4日間はかいさんが在店してくださる予定で、販売員2人体制のLUCAになります。かいさんのハッとするようなコーディネートも必見!サイズのことなどもぜひご相談してみてください。今回は常設の中での展示となりますので、いつものLUCAのセレクトとおり混ぜながらコーディネート提案もさせていただきますのでどうぞお楽しみに!私が一番楽しみだったりします〜
棚の中のオブジェ類は、会期中インスタレーションとしてかいさんの表現する世界を皆さまにお楽しみいただきたく、会期終了後のお渡しとなります。オブジェ類のオンライン販売はありません。
2026.04.04 Sat
LUCA BAG designed by MIHO SASAKI vol.2
大変お待たせいたしました!
昨年、佐々木美穂さんの個展の際に制作したハンドシルクスクリーンプリントのバッグ第2弾が出来上がりました。今回は、デザインは前回と同じで生地とカラーが変わっています。生成りコットンのビンテージシーツ生地に茶色でプリントと、現行のホワイトコットン生地にピンクでプリントの2種類です。茶色は生地がぽこぽこしているので個体差があり、しっかりインクが載っているものや大きく掠れているものなどひとつひとつ表情が異なります。ピンクはどれもほぼ掠れなどなく、きれいにインクが載っています。裏面には佐々木さん手書き文字のLUCAロゴを小さくプリントしました。
なるべく実物をご覧の上お選びいただきたいので、まずは店頭販売と個展に来てくださった方でご購入希望→通販対応とさせていただきます。(メールでその旨お知らせください)
オンラインでの販売は4/11(土) 18:00〜 予定しております。なおこのデザインのバッグは今回限りで再販の予定はありません。
原画はガムテープで作られている佐々木デザインのバッグ、使うたびにすごくよいデザインと愛着が増しています🫶いろいろな事情が重なりずいぶんと予定よりリリースが遅れてしまいましたが、今回も形になりホッとしています。そして私はシルクスクリーンの楽しさに目覚めました!
2026.03.28 Sat
売れないものがそのお店を表す
某古着屋さん(密かにファンです)のインスタにそう、そうなんだよ。と思うことが書いてありました。何が書いてあったかといいますと、世の中の人気、売れ筋からは大きく離れているんだけど自分はそれがすごく好きなのでお店に並べている。売れないけど並べ続けている商品にお店が出ると思う。…これは名言ですねー。もちろん経営を続けるためには売れないとやっていけないわけで独りよがりになってはいけないんだけど、かと言って売れるものだけを並べると無個性となり全く面白みのないお店になる(でも今はそういうお店がとても多いのも事実)。そのあたりの絶妙なバランス感覚を研ぎ澄ますことが今の経営者に求められているのではないかなと思います。作り手も同じで売れないものにその人の美学が詰まっていたりするんだな。ブレない軸に今の空気を纏い表現する。私が思ういいお店ってそんなお店。それを続けられるよう今日も静かに足掻いていきます。