Cart 0

Sans limite Special YO-YO quilt shirt

サンリミット上野店へ行かれたことがありますか?ご存知の方もおられるかと思いますが、お店の壁面に大きなヨーヨーキルトが掛かっているのです。(おそらく)シャツの残布で作ったであろうブルーとピンクのさまざまな布たちが形づくる絶妙なグラデーションが圧巻で、いつもいいなぁ、これ好きだなぁと眺めていました。今回はそのキルトの感じをそのままシャツに載せてくださいとお願いしてスペシャルな1枚を作っていただきました。

 

手元に届いたシャツを見て、ああ何だろう、これは。
・若者がデニムと合わせている。
・私が甥っ子の結婚式にお呼ばれしてセリーヌ(フィービーのね)のテロンとしたパンツと合わせている。
・80代のマダムがキリッとプリーツスカートと合わせてスカーフを頭に巻いている。
そんな妄想が広がりました。そうです、特別だけどリアルでずっとクローゼットにあって欲しいと思えるシャツなのです。

 

全く同じものは2枚と存在しませんので、ぜひ店頭でご覧いただきたいです。通販ご希望の場合はメールでお問い合わせください。

New works by Miho Sasaki

5月の佐々木美穂さんの展示で並んだ「なんじぇ」が新たに届きました。このなんじぇ、小さいながらも佐々木さんの色と形が詰まっていて存在感がハンパなく、ひとつでも十分「おっ!」と目を惹きます。2つ、3つ、、、と自分の好みの色や形でコーディネートするのも楽しい。あと、手持ちの小さなコレクション(例えばガチャガチャのイス、美術館の半券、輪ゴム、古いミニカーとか)と組み合わせて自分らしさをプラスするのもなかなかオツなものです。無限の可能性を秘めたなんじぇたち、どうぞお楽しみください。


5月の展示に足を運んでくださった方には通販対応もいたします。ご希望の方はメールでお問い合わせください。作品(に限らず、洋服もそうなんですが)はサイズや素材感、正確な色など画像だけでは伝わらないことも多く、やはり実際に見て納得の上決めていただきたいので、通販はこの対応とさせていただきます。タイミングが合えばぜひ見にいらしてください。(参考までに…円柱状のものがなんじぇA、きのこのような形のものがなんじぇBです)

忘却も悪くない

あんなに暑くて何もする気が起きなかったのに、突然気温が下がって読書欲が戻り、今はとにかく活字を追いたくて仕方がない毎日です。

 

読みたい本を探すのもその1つなのですが、とにかく新しいものを探さないといけないという脅迫観念みたいなものにとらわれている自分がいることに気付きました。お店に並べるものを探すときも同じことが言えて、経験値が上がれば上がるほど、わー!(感動)となる確率は下がるわけです。これを一生続けていかないといけないのかと思うと、時々ぞっとしたりするのです。

 

先日、本棚からかつて読んだことのあるはずの本を何気なく取り出して読み返してみました。律儀にもレシートが挟んであって1年4月18日(水)とあります。するとまるで初見であるかのように内容を全く覚えていなくて愕然としました。やだ、何これ?しかもその内容が面白くて、するする読み進めるんです。ある意味、発見だなと思いました。新しく探さなくとも私の本棚には読んだことを忘れている本、心満たしてくれる本がたくさんあるのです。ただ私の性格上、新しく何かを探すという行動、探究心、好奇心は生きる衝動なので止められません。なのでその時々の興味のあるものにプラスして手持ちの本を読み返す、、、これはなかなか忙しくなるぞ、そう思うと忘却も悪くないな。手に入れて一通りサラッと通過して満足する、から一歩踏み込んで、本にしろ洋服、CD、DVD、器、作品、、、深く理解するにはうんと時間がかかりそうです。その年齢年齢で感じ方も変わりますしね。うかうかiPhone iPadばっかり見て無駄な時間を消費してる場合じゃない。です。

その時その時の気付き

子供のときにはさっぱり理解できなかったことが、ある時急にぴんとくる。みたいなことはいっぱいあって、その延長みたいに20代の頃には分からなかったことが今、あーそういうことか。と思うこともたくさんある。逆に今の若い子たちの流行りを受け入れられない(良さが分からない)ということは、私の脳みそが凝り固まって退化しているということだと危機感を覚えることもある。毎日、そんな思考を繰り返していますが、ぶれずに自分の好きを貫くことは年齢に関係なく大事にしなくちゃね、という着地点は変わってなくてこれからもそこは死守したい。と思っています。

 

手仕事の継承、今がほんとのラストチャンスなんだと思います。10年先にはこんなニット、お金を出して買えること自体が嘘みたいだったね、夢みたいだったね、ともしかしたら言ってるかもしれなくて。ヒロミツヨシのニットを眺めながらそんなことをぼんやり考えました。

ポケット代わり

ポケット考察。あると手を突っ込みたくなるし、ハンカチや鍵を入れたりと便利と言えば便利なんだけど、先日、R氏がポケットに入れていたイヤホンを教習車の中で落とすというアクシデント(見つかりました)、そしてトドメは私がバッグの中のポケットに入れていたお店の鍵を落とすという(幸いなことに出先を辿っていくと郵便局で保管されておりました、ありがたやー)ことがあり、あぁこれはポケットを過信してはいけないということだな、と痛感。図らずもここ最近、必要最小限のものが入りアクセサリーも兼ねてくれるような小さなバッグ・ポシェットのようなものが私の手元に集まってきていることもあり、こちらにシフトしていくのがきっとストレス軽減かつ正解なんだろうと思っています。そう言えば私の選ぶ服にはポケットがないことも多いし、ポケットの中でカピカピになったハンカチを発見することもなくなるんじゃないのか?といいことずくめな気がしてきました。

1 2 3 13 次 »