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ポケット代わり

ポケット考察。あると手を突っ込みたくなるし、ハンカチや鍵を入れたりと便利と言えば便利なんだけど、先日、R氏がポケットに入れていたイヤホンを教習車の中で落とすというアクシデント(見つかりました)、そしてトドメは私がバッグの中のポケットに入れていたお店の鍵を落とすという(幸いなことに出先を辿っていくと郵便局で保管されておりました、ありがたやー)ことがあり、あぁこれはポケットを過信してはいけないということだな、と痛感。図らずもここ最近、必要最小限のものが入りアクセサリーも兼ねてくれるような小さなバッグ・ポシェットのようなものが私の手元に集まってきていることもあり、こちらにシフトしていくのがきっとストレス軽減かつ正解なんだろうと思っています。そう言えば私の選ぶ服にはポケットがないことも多いし、ポケットの中でカピカピになったハンカチを発見することもなくなるんじゃないのか?といいことずくめな気がしてきました。

そこに愛はあるんか

先日の東京出張中に心に残った言葉は 「そこに愛はあるんか」 売り手として扱うものに愛がないとね。という話です。ふらりと立ち寄ったギャラリーのオーナーの方は作品愛に溢れていて、やっぱりその辺りは伝わるんだなとじんわりしたものを抱えて帰りました。LUCAに来てくださる方にもまっすぐ伝わるよう私も厳しくも正直でありたい。やっと涼しくなってきた朝晩、クリアになりつつある頭の中でぐるぐる考えています。

1.4%

1.4%…何の数字だと思いますか?2024年に日本で供給された衣料品のうちの国内生産品の割合です。えー少ない!と単純に思ってしまいますが、数字で見ると6001万点。日本人の2人に1人が日本製の衣類を1点買っていると思えば悪い数字ではない(そんな単純な話ではない、というのは重々分かってはいますが)。一方衣料品の国内総供給量は35億1204万点、いや多過ぎやしませんか?どちらかと言うと分母の数がおかしい。価格を下げるための大量生産の闇ですね。

 

最近、需要と供給のバランスについてよく考えます。価格についても。人の手は尊く、その手から生み出された美しいものが(作り手に真っ当な対価が支払われているならば)ある程度の値段になってしまうのは当然のこと。基本的にLUCAで並んでいるものは私の思うこれならば、という基準をクリアしたものです。ただ、世の中にはその理解の範疇を超えているものも存在するわけで(その値付けに何だか人間の欲望のカケラみたいなものを感じてしまうんだな)もう、これはアートですか?と思うしか落としどころがない。そこの部分にモヤモヤを拭いきれない私がいます。なんだろう、これ?きっと私は価格も含めてちゃんと納得していいなと思うもの、好きなものを選んで並べて、どうです?素晴らしいでしょう!と気持ちよくお客様に送り出したいんだな。LUCAはそうありたいんだなぁ。うーむ、いろんな葛藤は続きます、、、

2025AW ニット祭り

9月になりましたーそれにしても暑い、、、残暑厳し過ぎやしませんか、、、予報では10月まで暑いとか。(何となくそんな気はしていましたけどね) そんな中ではありますが、2025AWでオーダーしていたアイテムが続々と届いています。いつも好きに忠実に付けるのでアイテムバランスもあったもんじゃなく、特に今シーズンはニット祭りですか?と言わんばかりのニット偏重な店内となっています。これからまだ届きますよ!温暖化とは言え、やっぱり私はニットが好き❤️価格も含めかなり幅を持たせてセレクトしていますので、どうぞお気に入りを見つけにいらしてください。暑さに負けずおしゃれ脳に移行しましょう!

半年先、一年先を考える

年々展示会の時期が早まって、最近は次の春夏のコレクションを見る機会が7月に集中するようになってきました。約半年後から届き出すものを選ぶわけなのですが、シーズンレス、ジェンダレスが顕著になり、流行りを追うというよりもすごく気に入った1着を大事に長く着る(だからビンテージ、古着にグッとくるわけです)という流れに私自身も大きく頷くことが多くなったこともあって、今回もそういう視点でより厳しく選んでいます。そうだな、頭の中の漠然とした来シーズンセレクトのイメージは「美術館・ギャラリーの人、ミュージアムショップ」既視感のあるものはもうお腹いっぱい、少しでも新しさのかけらを感じるものを集めたいと強く思って動いています。あとはやっぱり(欲しいと)思った時が最安値、これは変わらないようで何事も先送りにしてよいことはないということですね。思い切った決断はよい未来に繋がると信じてひとつひとつ大事に選んでいきたい、そんな思いを胸に展示会後半戦へ続いていきます…

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