2026.02.24 Tue
BLESS 考察②
先日BLESSの展示会へ行ってきました。いつも圧倒的な商品量で、舞い上がると何が何だかよく分からなくなるので努めて冷静さを保とうとふぅーと深呼吸してから向かいます。とは言え、数シーズン前から事前にデータを送ってくださるようになり、あらかじめ見当をつけて行くようになってから随分とスムーズに見たいものをピックアップできるようになりました。
かなり前にここのブログでBLESSに関して「縫製はイマイチなんだけどそれを超越する魅力がある」みたいなことに書いた記憶があります。あれから数年、飽き性の私にしては珍しくBLESSのことはずっと好きなまま(むしろ好きの度合いは増しているかも)で、着続けることによって新たな気付きがありました。それはリピートされるアイテムがアップデートしているということです。ニットが伸びない、ホリデーTシャツは柔に見えて実は結構丈夫、パンツはメンズのテーラード仕立てでちゃんとしている、などなど着るとへぇいいねぇと思うことがいろいろあって、そのこと(失礼ながら一見ぐちゃぐちゃに見えるけど実はちゃんとしている旨)を代理店の方にお話ししたら「デザイナー本人が自分たちの作ったものを実際に着ているので、その都度気になるところは改善されている」とのことでした。作りっぱなしでないところが素晴らしい。私も売ったら終わりではなく、選んでおすすめした責任があると思っています。できるだけ「あー買ってよかったな」と思っていただきたいし、長く愛用してもらいたい。BLESSの姿勢は私のそんな気持ちにピタリとハマって、ますます好きになりました。
それから最近、ビンテージのアイテムやアーカイブストックを再構築したピースがより多くリリースされるようになりました。これはデザイナーのおふたりが旅先で服の墓場のような繊維廃棄物の山を見て新たに作り出すことを疑問に思い、今あるものを活かすことに力を入れるようになったそうです。街に出てもインスタを見ても、気持ちが悪くなるほどたくさんの服で溢れかえっています。そんな中、自分で選んで手元にやってくる洋服はある意味奇跡のようなものです。BLESSの1枚にはいろいろ大事なことが詰まっていますよ。以前よりさらに胸を張っておすすめします。少しずつクローゼットに増えていくのがいいんです。
2026.02.07 Sat
ものを作るって大変です
2026年も明けて2月になりました。例年の如く確定申告の数字に追われておりましたが、とりあえずひと段落したので次のステップへ、とあれこれ動き始めました。が、これがなかなか思うように進まない。あーものを作るってこんなに大変なことなんだなと身をもって実感すると、今お店に並んでいるものがどのようにしてこの形になったかを想像するだけで胸熱です。生地ひとつにしても染めたりプリントしたり織ったり、と納得するまでの道のりは一筋縄ではいかなかっただろうし、それをさらに切る、縫う、編むなどのたくさんの工程を経て形になったのかと思うとなかなかに尊いですね。ただセレクトするだけでは気付かなかったことに気付けてよかったな、と思いながら険しい道を進んでおります。妥協せずに頑張れ自分、です。
2025.12.25 Thu
MERRY CHRISTMAS ⭐︎
クリスマスおめでとう
よき年末年始をお過ごしください!
2025.12.20 Sat
No photo please
今更ながらお店に貼り紙をしました。情報ありきの世の中になってからお店に足を運んでもらうことが当たり前ではなくなった昨今。そんな中、決してアクセスがよい場所にあるわけではなく、ついでに寄るようなところではないLUCAに来てくださる方(最近は時々海外の方も)、貴重な存在で本当にありがたいです。あの坂道を登って行ってみようと行動してくださったのです、せっかくならフィルター越し、端末ではなく五感をフル活用して向き合ってみませんか。息をするようにシャッターを押すこと、目の前にものがあるのに携帯を見ていることにどうしても違和感を拭えません。LUCAはめんどくさいお店です。店主もめんどくさい人間です。どうぞお付き合いください。
2025.12.04 Thu
Sans limite Special YO-YO quilt shirt
サンリミット上野店へ行かれたことがありますか?ご存知の方もおられるかと思いますが、お店の壁面に大きなヨーヨーキルトが掛かっているのです。(おそらく)シャツの残布で作ったであろうブルーとピンクのさまざまな布たちが形づくる絶妙なグラデーションが圧巻で、いつもいいなぁ、これ好きだなぁと眺めていました。今回はそのキルトの感じをそのままシャツに載せてくださいとお願いしてスペシャルな1枚を作っていただきました。
手元に届いたシャツを見て、ああ何だろう、これは。
・若者がデニムと合わせている。
・私が甥っ子の結婚式にお呼ばれしてセリーヌ(フィービーのね)のテロンとしたパンツと合わせている。
・80代のマダムがキリッとプリーツスカートと合わせてスカーフを頭に巻いている。
そんな妄想が広がりました。そうです、特別だけどリアルでずっとクローゼットにあって欲しいと思えるシャツなのです。
全く同じものは2枚と存在しませんので、ぜひ店頭でご覧いただきたいです。通販ご希望の場合はメールでお問い合わせください。