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『燃えるドレスを紡いで』

何げなく観た映画でしたが、なかなか重たい内容でした。世界中から送られてくる衣類の最終到達点であるアフリカ・ケニアの目を覆いたくなるような現状(なんか既視感ある、と思ったらまさに地獄絵でした)にオートクチュール・デザイナーである中里唯馬氏が出向き、そこから新しいコレクションを発表するまでのドキュメンタリー。アパレル産業が環境に優しくないということは分かっていたけど、ここまでリアルな現場を見てしまうとげっそりしてしまう自分もいて、いろいろ考えてしまいました。映像でこれだけショッキングなのですから現場はもう想像を絶する世界なのでしょう。今、ニュースで耳にするハンタウイルス。クルーズ船に乗っていた患者の方はバードウオッチングに行ってそこで罹患した、と書いてあり何でバードウオッチングで?と思いました。が、映画の中のその地獄の地では結構大きくて珍しい鳥たちが飛び交っている姿が印象的だったので、ああそういうことか、と点と点が繋がったのでした。自分さえよければいいという安直な考えのビジネスが結局は自分たちの生命の危険を脅かす疫病さえも生み出すという皮肉な結果になんか人間って愚かだなぁ、どこに向かっているんだ?もう手遅れなのか?、、、今の私にできることって何だろう。長いスパンで着れる服を選ぶこと。そしてそれを次の世代に受け継いでもらうこと。そのためには選ぶ眼をますます厳しくしないといけないな。