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脳みそを揺さぶられる

R氏(19才・大学生)がとうとうファッションに目覚めました。今まで散々何を言っても興味なし、という感じだったのに、自分から情報を求めるようになったのですから、やはり何事も本人がやる気にならないと!というわかりやすい事例のひとつを見ているようです。


当然のことながら、私がいいと思うものとR氏が選ぶものはズレています。一体どんな格好がいいの?と聞かれて「大学生ならトラッドベースのちょっと古着プラス(要するにシティボーイ)なんかがかわいいなぁと思う」と言ったら「それは無理」とのこと。で、R氏の選ぶものやこれが欲しい、というものが私なら絶対に選ばない、というものばかりなのですね。極端な話、これは理解不能と思うものも。が、それを身に付けているR氏が悪くないというか、むしろ似合っていてちゃんと着こなしている。脳みそが揺さぶられる感覚は久々だなぁ、なかなかの衝撃です。

 

私が半年間理解不能と言い続けていた、とあるブランドのスニーカー。やっぱり欲しいというので、改めてそういう視点で世の中を見てみました。出張の際、東京の電車の中で若者2人が履いているのを見かけました、そしてこれが違和感なくてかっこいいんです。やだー、私、理解できないって老化してるんじゃないのーと凹みました。でも身近な人から最先端を知れるなんて幸運なこと!(拒絶しようにも直球でくるから避けれない、まずは受け止めるしかない苦笑)アップデートのチャンスと言わんばかりにR氏から今の若者の空気を学んでいます。自分が正解、自分最高と思っちゃいけませんね、成長には謙虚さが不可欠です。ちなみに…R氏は1万円のものを5つ買うなら5万円のものをひとつ買った方がいい、いう価値観は理解できるそうです、ホッ。