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経年変化を楽しむ

今年はいったいいつまで半袖?という気温の高い日が続いていますが、10月半ばを過ぎ、やっと来週からは気温がグッと下がるようですね。

そんな毎日でしたので、お店の中でだけニットを着る日々でしたが、それでも着続けるうちに柔らかくなり肌に馴染む様子を愛で、最初はこの色どうなんだろう?似合ってるのかな?と見慣れなかった目がだんだんと引き寄せられて、ある日、急に「わ、やっぱりこれすごくいい!」と自分のものになる感じが面白かったり、で、新しい発見を楽しんでいます。

もちろん新品のピカピカもいいんだけど、身体に馴染んでできる皺、毛玉、傷、色褪せがその人らしさを表していてやっぱり服も人も輝いて見えるんだよなぁ。最近の古着の人気はこの辺りにも理由があるのかも。それに服に限らず何でも買った時がゴールじゃなくてスタートだな。高かったから普段に着る、使うのはもったいない、と仕舞い込むのが一番もったいないのです。経年変化を楽しめるって、いい買い物の特権じゃない!そんなことを思いながら、今日もなに着よう?とクローゼットを覗き込んでいます。