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忘却も悪くない

あんなに暑くて何もする気が起きなかったのに、突然気温が下がって読書欲が戻り、今はとにかく活字を追いたくて仕方がない毎日です。

 

読みたい本を探すのもその1つなのですが、とにかく新しいものを探さないといけないという脅迫観念みたいなものにとらわれている自分がいることに気付きました。お店に並べるものを探すときも同じことが言えて、経験値が上がれば上がるほど、わー!(感動)となる確率は下がるわけです。これを一生続けていかないといけないのかと思うと、時々ぞっとしたりするのです。

 

先日、本棚からかつて読んだことのあるはずの本を何気なく取り出して読み返してみました。律儀にもレシートが挟んであって1年4月18日(水)とあります。するとまるで初見であるかのように内容を全く覚えていなくて愕然としました。やだ、何これ?しかもその内容が面白くて、するする読み進めるんです。ある意味、発見だなと思いました。新しく探さなくとも私の本棚には読んだことを忘れている本、心満たしてくれる本がたくさんあるのです。ただ私の性格上、新しく何かを探すという行動、探究心、好奇心は生きる衝動なので止められません。なのでその時々の興味のあるものにプラスして手持ちの本を読み返す、、、これはなかなか忙しくなるぞ、そう思うと忘却も悪くないな。手に入れて一通りサラッと通過して満足する、から一歩踏み込んで、本にしろ洋服、CD、DVD、器、作品、、、深く理解するにはうんと時間がかかりそうです。その年齢年齢で感じ方も変わりますしね。うかうかiPhone iPadばっかり見て無駄な時間を消費してる場合じゃない。です。